プロゲーマーが240Hzのモニターを使っていても、ゲーム内の設定でFPSを237fpsや238fpsに制限していることがあります。
この設定は、画像が画面に表示されるまでの遅延を最小限にするために行われます。
つまり、フレームレートを制限することによって、画面の更新がよりスムーズに行われるため、ゲームプレイの精度が向上します。
このように、FPSを制限することで、より正確なゲームプレイが可能になるのです。
60Hzのモニターで60フレームの描画が行われると、時々ラグが発生することがあります。
これは、フレームレートがリフレッシュレートを超えてしまうと、描画済みのフレームを2フレーム溜め込もうとするためです。この溜め込みにより、描画が間に合わない時のフレーム落ちを避けることができますが、その代わりに2フレーム分のラグが発生します。
一方で、フレームレートが足りない場合は、出来上がったフレームはすぐに描画されます。そのため、ラグは比較的少なくなります。ラグを減らしたい場合は、フレームレートを制限する必要があります。
しかし、多くの場合、ゲーム内でフレームレートを制限する設定は用意されていません。強制的にフレームレートを制限するツールも存在しますが、それ自体がラグの原因となることがあります。
そのためFortniteやApexLegendsでは、ゲームファイルや起動オプションから変更を行っています。
また、入力遅延を防ぐためには、わずか2FPS下回るだけで十分であることが分かっています。
FPSリミッターの精度の差異を考慮に入れると、-3FPS制限が最も安全な選択なのです。
240Hzのモニターを使用すると、ラグは少なくなります。
ほとんどのゲーマーはCPUがボトルネックとなり、240fpsを安定して出すことはできません。
そのため、自然にフレームレートがリフレッシュレート以下に制限され、ラグが解消されます。
プロゲーマーはよりハイスペックなPCを使用しているためフレームレートを制限しています。
また、フレームレートがモニターのリフレッシュレートに届かないという場合には、フレームが落ちることがあります。
重要なフレームが落ちてしまうと、プレイヤーは1フレーム遅れでそれを確認することになります。
このような場合には、G-SyncやFreeSyncなどのリフレッシュレートの変更が可能なモニターを使用することが推奨されます。
これらのモニターでは、フレームレートがリフレッシュレートに到達しない場合、自動的にリフレッシュレートを下げることでフレームドロップを回避します。
引用:https://blurbusters.com/gsync/gsync101-input-lag-tests-and-settings/5/
気になった方はぜひ237fpsに設定してみてください。
「AIM大学」ではPCでFPSゲームをプレイするゲーマー向けに、エイム力を向上させるための役立つ情報を提供しています。他の記事も参考に、より優れたエイム力を身につけてください。
この記事が役に立った場合は、ぜひ Twitter などでシェアしてください!