Intercept Mouse Accelを使えば、マウス操作がさらに快適になります。本記事では、Intercept Mouse Accelの魅力やインストール方法、設定方法について徹底解説します。ゲームや作業において、より正確で滑らかなマウス操作を実現することができます。
この記事を読んで、Intercept Mouse Accelを使いこなし、あなたのマウス操作を劇的に改善しましょう。是非、究極のマウス操作を手に入れてください。
Intercept Mouse Accelの魅力
マウスアクセラレーション(加速)とは?
マウスアクセラレーション(加速)は、マウスの速度に応じてカーソルの移動速度が変化する機能です。マウスを素早く動かすと、カーソルの移動速度が速くなり、ゆっくり動かすと、カーソルの移動速度が遅くなります。この機能は、一般的なコンピュータ操作では便利ですが、ゲームプレイや精密な作業においては、一定のマウス操作感を求められるため、不要とされることが多いです。
Intercept Mouse Accelがもたらす恩恵
Intercept Mouse Accelは、マウスアクセラレーションを簡単に制御できるソフトウェアです。このツールを使用することで、以下のようなメリットがあります。
- ゲームプレイや作業効率の向上: アクセラレーションをオフにすることで、マウス操作が一定になり、エイムや作業精度が向上します。
- カスタマイズ可能: プロファイルを設定して、ゲームや作業環境に応じた最適なマウス操作感を実現できます。
- システムに優しい: 軽量でリソースをあまり消費せず、システムに負担をかけません。
Intercept Mouse Accelは、マウスの加速を調整し、エイム力を向上させるためのソフトですが、Valorantでは使用することができません。また、マウス加速の設定においても、前の記事で紹介したRawAccelの使用をお勧めします。
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参考Valorantプロ”TenZ”も使うRawAccel入門: 究極のマウス加速設定ソフトをマスターしよう
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ただし、Intercept Mouse Accelには、Angle Snapping(直線補正)という、ほかのソフトにはない機能が搭載されています。マウスによっては、デフォルトのドライバーに直線補正の機能がついている場合もありますが、どのソフトもその強度を細かく設定することができません。Intercept Mouse Accelでは、細かい数値の設定ができ、強力に直線補正をかけることもできます。
直線補正は、FPSにおいて無駄な機能として扱われることがありますが、ゲームタイトルや設定によっては、非常に強力な設定になることがあります。例えば、視点が綺麗になり、ヘッドショットが合わせやすくなったり、銃のリコイル制御がしやすくなったりするなどの利点があります。実際、この機能を使用しているであろう視点の動きをするプロゲーマーも見かけます。
Intercept Mouse Accelのインストール方法
システム要件
Intercept Mouse Accelは、Windows 7以降のOSに対応しています。また、.NET Framework 4.0以上が必要です。
ダウンロードとインストール手順
- Intercept Mouse Accelの公式サイトから最新バージョンをダウンロードします。
- ダウンロードしたファイルを解凍し、任意のフォルダに保存します。
- 解凍したフォルダ内の「InterceptMouseAccel.exe」をダブルクリックして、アプリケーションを起動します。
- 初回起動時に、WindowsのUAC(ユーザーアカウント制御)が表示される場合があります。これは、Intercept Mouse Accelがマウス操作を制御するための権限を必要とするためです。信頼できるソースからダウンロードした場合は、「はい」をクリックして進めてください。
これでインストールが完了し、PCを再起動するとIntercept Mouse Accelを使用できるようになります。
Intercept Mouse Accelの設定項目について
Intercept Mouse Accelで設定できる項目について解説します。
AccelMode
加速の種類で、Quakelive、Natural、Logarithmicの3種類があります。おすすめはLogarithmicです。
Sensitivity(感度)
マウスの感度を調整するための設定です。マウスの移動距離とカーソルの移動距離の比率を変更することができます。この設定を使用すると、マウスを動かす距離に比例してカーソルが移動する割合を調整することができます。
Acceleration(加速度)
マウスの移動距離に対するカーソルの移動速度を調整するための設定です。マウスを速く動かしたときにカーソルがより速く移動するように設定することができます。
Sensitivity Cap(感度上限)
感度の最大値を設定するための設定です。この設定を使用すると、マウスを動かした距離に関係なく、カーソルの移動が最大速度に制限されます。
Speed Cap(速度上限)
カーソルの最大移動速度を制限するための設定です。この設定を使用すると、カーソルの移動速度を最大値に制限し、マウスを高速で動かしてもカーソルが飛びすぎないようにすることができます。
Offset(オフセット)
マウスの移動距離に対してカーソルの移動距離に加算される値を設定するための設定です。この設定を使用すると、マウスの移動距離に対して、カーソルの移動距離にオフセットを加えることができます。
Power(パワー)
マウスの移動距離に対するカーソルの移動速度を調整するための設定です。この設定を使用すると、マウスの移動距離に関係なく、カーソルの移動速度を変更することができます。
Pre-Scale(前スケール)
Sensitivity、Acceleration、Powerの値に対する倍率を設定するための設定です。この設定を使用すると、Sensitivity、Acceleration、Powerの値を乗算することができます。
Post-Scale(後スケール)
Sensitivity、Acceleration、Powerの値に対する倍率を設定するための設定です。この設定を使用すると、Sensitivity、Acceleration、Powerの値を乗算することができます。
Angle Snapping(直線補正)
マウスが一定の角度で動いた場合に、カーソルの移動を自動補正するための設定です。この設定を使用すると、マウスが一定の角度で動いた場合に、カーソルの移動が直線的になるように補正されます。数値を上げ過ぎるとカーソルが上下にしか動かなくなるため注意してください。
直線補正については以下の記事で詳しく解説しています。
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Angle(角度)
Angleは、マウスの移動方向に関する角度を設定するための値で、1の値が1度のずれを表します。例えば、Angleを90に設定した場合、マウスの入力が90度補正されます。つまり、マウスを真右に動かした場合に、カーソルが真下に動くようになります。
これらの設定を組み合わせることで、自分に合ったマウス操作を実現することができます。ただし、設定が複雑であるため、慣れるまでは時間がかかるかもしれません。また、設定を変更することで、マウス操作が変わるため、少しずつ設定を変更して慣れるようにすることをお勧めします。
Angleの設定方法
Windows標準のペイントソフトを開き、目を閉じてマウスを左右にまっすぐ、直線になるように動かして、線を引きます。
もし、上の画像のようになっていた場合は、あなたのイメージとカーソルの動きがずれており、エイムが悪い原因となっています。
このズレをAngleの設定で補正することができます。Angleの値を少しずつ上げていき、180度に近づけて、画像の線が水平になるように調整しましょう。
本来は、マウスの持ち方やマウスを置く位置を矯正し、Angleを使用せずに水平に線を引くことが理想的です。
まとめ
Intercept Mouse Accelは、マウス操作を向上させるためのソフトウェアです。このソフトを使用することで、マウスの加速度を調整し、エイム力を向上させることができます。
ただし、Valorantでは使用できないため、使用する際には注意が必要です。また、マウス操作の設定においても、RawAccelの使用をお勧めします。
Intercept Mouse Accelの設定は多岐に渡り、初心者にとってはやや難解かもしれません。しかし、自分に合った設定を行うことで、快適なマウス操作が可能となります。設定を変更する際には、少しずつ変更して慣れるようにすることが重要です。
「AIM大学」ではPCでFPSゲームをプレイするゲーマー向けに、エイム力を向上させるための役立つ情報を提供しています。他の記事も参考に、より優れたエイム力を身につけてください。
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